映画「繕い裁つ人」

復路JAL機内にて

劇場・DVD他、映画を見るなら。
戦争モノではない。
人が死なない。
けんか・言い争いがない。
苦労ありともサクセスストーリー。
ラブコメ、ハッピーエンド付き
怪奇・ミステリーではない。

・・・っとなるとこの映画は完ぺき私向き。
おまけに舞台が神戸。
セットではなく実在の建物を使っている。
そして何よりも「洋裁店」が舞台です。
以下、画像はwebから拝借。ご寛容のほど。

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南洋装店
いやいや、豪邸。
「街の洋装店」やないんやね。

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主人公のお仕事部屋です。
実際を使っているのに、セットみたい。
吊り下げられている型紙、こんな保存の仕方もあるんやね。
ミシンはお祖母さんの時代からの足踏みミシン。
我が家にもありました。懐かしいです。
今は古くても新しくても職業用ミシンやよね。
縫い方に応じていろいろなパーツがあって、仕上がりも良いみたいなのに。
彼女にとってこの一台のミシンは身体の一部なんやろうね。

まあ~なんと姿勢が良いこと。
長い間座っての手仕事なのにねぇ。

現在の「衣生活」に一問を投げかけているようにも思えます。
安価だからといってチョイ買い。
近頃のお洋服って縫製もしっかりしているし、何といっても丈夫。
なのて痛んで着られなくなったから処分するってことは殆ど無いように思います。
着たらイマイチ、流行り腐れ、飽きた、サイズが大きくなった小さくなった。
服の大きさは変わってないんよね。
自分が大小しちゃったのに。
「断捨理」ブームに乗っかって、捨てる、捨てる。
安易に買ってしまうから。

登場するお客さんは私と住む世界が違う、お洋服を誂えるなんて、ごく限られた人達ができることなんて思っていました。
お店が立派だったから。
けれどもお客さんの日常は私たちと変わりありません。

完成品を選んで手に取る時からその洋服との付き合いが始まる訳で。
この洋装店のお客さんは生地選びから始まり、採寸、デザインを相談して、仮縫いを重ねて完成品となるのですから。
着る人、作る人の思い入れが殊のほか強いですよね。

大切に着て、楽しんで着て、思い出が重なります。
お洋服も喜んでいることでしょう。

この映画はお話したように実在の建物が場面、場面のを醸し出しています。
神戸の古き良き時代の名残あるところを良く選んであり、訪れたくなってしまいます。
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ここに立つと私の目にどんな景色が映るんだろう。
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見るからに洗練されたようなお店。
たぶん私の買いたい症候群は炸裂するでしょう。

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間違いなくセットと思っていたら神戸どうぶつ王国(旧神戸花鳥園)

あの喫茶でのコーヒーのお味はどうかな?

よく見る大丸百貨店、なんだか「レトロ」

遠いと憧れで終わってしまうけれど、神戸なら行けるので是非にロケ地を巡ってみたいです。

夜会を楽しみにしているご老人が先代に仕立ててもらった服を毎年お直しに訪れます。
ちゃんと身に合ったものを着て参加したい。
紳士の心意気だなぁと思ってしたら、出来上がったものを納めて彼女は「毎年小さくしているのよね」という。
老いるということが、悲しかった。
夜会に参加の紳士・淑女の皆さま方は、どの方も素敵でした。
一枚のお洋服が「非日常」を演出してくれるんですね。

いやいや、いくらなんでもチーズケーキ・1ホール、食べれるん。
忙しいはずの百貨店の営業マンさんが、営業といえども彼女宅でどっぷりはなしでしょ。
彼女のお母さん、余貴美子さん。機内でみた先ほどの作品に続いてご出演。
伊武雅刀さんのバッチリスーツ。ご立派。
ガーデニング用のお洋服がよくお似合いの中尾ミエさん。言葉のテンポが早くてこの映画のスパイス。

最後に黒木華さん。ご活躍ですねえ。
某ドラマで昭和の女性を演じられていましたね。
よく嵌ってるなぁ~って思っていたら彼女「昭和顔」って言われてるんやね。
上手な女優さんだと思いました。
この映画での出演は多くはないけど、いいところ持って行きましたね。
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これから式場でベールが宙に舞うシーンが増えるかも。

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